これぞ大学の授業!“実験実習”

こんにちは!文学部総合心理科学科3回生のAです(*^_^*)
今回は、総合心理科学科の実験実習という授業をご紹介します。

みなさんは「実験」と聞いてどう思われるでしょうか?「理系」のイメージ(ex. 理
工学部、化学実験、フラスコ、試験管、薬品など・・・)をお持ちではないですか?

心理学科はどの大学でも、たいてい文学部に所属しています。関学・心理も「文学
部」の中の「総合心理科学科」です。その「文系」の学部になぜ「実験」の授業があ
るのでしょうか?
心理学は‘エビデンス(証拠)’を大変重視します。実験でデータを収集し、データ
分析(統計処理)を行い、実験で得られた結果が本当に意味のある結果なのかを検討
する。

そういったある意味「科学的」な分野なんです! ですので、関学・心理は「心理学
科」ではなく「心理科学科」なんです(^_^)

さて、実験実習についてですが
1回生では「基礎実習」、基礎を学びます。
2回生では「実験実習」、1回生の基礎実習からレベルアップし、本格的なレポート
の書き方も学びます。
そして、3回生ではさらに本格的な実験を行います。
実験実習では白衣を着て実験を行います。初めて白衣を着た時は、とてもうれしかっ
たことを覚えています(*^_^*)

すべて班(4〜5人)での共同作業なので、班での協力が必要不可欠です。
私が履修(=授業を受講)している「心理科学実験実習A」という授業ではなんと、
自分の心電図を計測しました(*^_^*)
手首・足首に電極を貼り付け、様々な機器を経てパソコンにつなぎます。
すると目の前のパソコンのディスプレイ上に自分の心臓の動き(心電図)が映し出さ
れます(※写真をご覧ください)。

自分で自身の心電図を見るというのは、とても新鮮でした(^_^)
このように実験を行い、得たデータを統計的に処理し(1・2回生で統計という数学
のような分野を学びます)、レポートを作成して提出します。

このレポートというのが、書き方の決まり事が色々とあり、時間と労力のかかる大変
な作業なんです(^_^;)
ですが、レポートが完成したときの達成感は大変大きいものです!!
大学院生の先輩(ティーチング・アシスタント:TA)が添削してくださるのですが、
TAに褒めていただけた時はとてもテンションが上がります(^_^)笑

私は中学・高校時代、理科や生物の実験がとても苦手&嫌いでした(^_^;)
ですが、関学・心理に入って実験を行うようになって「仮説を立てて、実験を行い、
結果を分析する」という作業は、とてもおもしろいことだと思うようになりました。

「心理学に興味はあるけれど、実験とかあんまり好きじゃないし・・・」と思ってい
る方、心配する必要はありませんよ(^_^)

ぜひ関学・心理で、実験を楽しみましょう!