交換留学の楽しみ方 とっくん編

私は国際学部三回生（2017年春）で現在アメリカのニューヨーク州立大学バッファロー高で一年間交換留学しています。留学先では人類学を専攻しておりアメリカ学、ジェンダー学、芸術学などの授業を取っています。関西学院大学の時と比べて授業の科目数は少ないもものの、エッセイ、プレゼンテーション、読書課題などが多い為、基本忙しいです。そして危険なことがより身近にあることです。留学生活を楽しむために、３つのことを心がけています。

一つは誰でも挨拶することです。日本では知らない人に挨拶することで抵抗ありますが、海外（特に英語圏）では誰にでも挨拶することが最低限のマナーです。簡単そうに聞こえますが、実際やってみると意外と難しいです。挨拶で多いのはWhat’s up(どう？)とHow it’s goingです。HiとHelloと比べてフランクで会話が続くからです。最初は返事に戸惑っていましたが、徐々に慣れていくものです。おかげで、友達づくりで困らずに済みました。ただし、教授や上の立場の方にWhat’s upというと驚くので、その時はHi, how are you?で大丈夫です。
二つ目は嫌なことは絶対にノーと言うことです。先程言ったように、留学中に危険なことが身近にあります。その時に曖昧な答えや訳も分からずにイエスと答えると誘惑して来ます。中では強引なお願いを要求することがあります。その時は丁寧にNot today（直訳：今日はいいよ、間接：遠慮する）かSorryといえば、相手を傷つけずにノーが言えます。
最後に何事も全力で尽くすことです。学業はもちろんですが、遊びも全力で挑んでください。私の場合、観光、読書と運動に力入れました。観光はカナダのトロントとニューヨークシティで観光しまくりました。ニューヨークならでは珍味や観光スポットを徹底的に調査し、一ヶ月かけて制覇しました。私個人の気持ち的には雑誌を作れる程調べました。読書は元々苦手でしたが、大学入ってから読むようになりました。旅行中はアメリカの本屋で５時間籠っていました。アメリカ独特の本や雑誌が売っているため、気がつけば二十冊ほど本を買っていました。運動も留学してからジム、水泳とボルダリングにハマり、新しいスポーツにチャレンジする自信が付きました。留学自体は容易なものではありませんが、自分の中で楽しいことを作ることが留学生活を充実させる秘訣だと思っています。同じ場所でも人によって経験するものは全く違います。短期でも長期留学でもなんでもいいので、是非新しいことにチャレンジしてください！